仏教では十四誹謗(じゅうしひぼう)という罪がありまして、これは五逆罪(ごぎゃくざい)以上の罪とも言われています。
ちなみに五逆罪とは「1 父を殺すこと、2 母を殺すこと、3 僧侶を殺すこと 4 仏様に怪我を負わせること 5 正法(しょうぼう)を信じる団体の和を乱す」ことです。
正法とは「仏様の正しい教え」のことです。
十四誹謗はこの五逆罪以上の罪なんですね。
十四誹謗は14ありますが、そこでは何がよくないかというと次のように言われています。
・驕り(おごり)高ぶって侮る(あなどる)
・怠ける
・自分勝手な考え方
・浅はかさに気づかない
・欲に執着する
・無理解
・信用しない
・非難する
・疑う
・悪口を言う
・軽蔑する
・憎しむ
・嫉む(ねたむ)
・恨む
以上です。
これって、仏教のことだからとか仏様のことだからということだけでもなくて、一般社会でも、自分や周りの人たちにとって決して気分がよくなったり気持ちのよいものではないですよね?
これらのことで心が乱れることなく、不安なく、明るく生きたいですね。
これを無くしてゆくには、まず日々の勤行・唱題を誠実に行うことが大切だと思います。
それはまた別の機会に。
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